4人の人間が集まって、
語りあい、衝突したり、一体になったり。
いつも、複数の人間の魂がベクトルとなる。
4人だけではない。
1999年、幕張に集まった20万人が、
その刹那のGLAYを構成していた。
2018年、函館に集まった一人一人も、GLAYだった。
ステージに立っていたのはいつも4人だけれど、
GLAYは4人では完成しない。
ファンとともにGLAYを築き、
25年という歳月をともに越えてきた。
そして今年、ぼくらがともに生きてきた
平成は終わりをつげた。
日本の歴史を振り返ると意外にも
民主主義という概念は新しいものだったりする。
平成という名の民主的な時代に感謝をするとともに、
令和という時代への責任も感じたりする。
そして思うのは、次の時代もまた、
4人だけでは越えられないはずだということ。
バンドとは、民主主義である。
GLAYとは、民主主義である。
だからこそファンとともにつくる25周年を。
みんなの想いと繋がる25周年を。
それが大きな力となり未来を生み出すと、
強く思っている。